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ペット可のシェアハウスに犬・猫と住みたい人必見!メリット・デメリットを紹介

最終更新日:2025.04.07

「犬や猫と一緒に暮らしたいけど、家賃の高さや物件探しの難しさに悩んでいる…」 そんな方に注目されているのが、ペット可のシェアハウスです。近年ではペットとの共生を前提としたシェアハウスも増えており、愛犬・愛猫と快適に暮らせる環境が整いつつあります。 本記事では、犬や猫と暮らせるペット可シェアハウスの特徴・メリット・デメリットをわかりやすく解説。これからペットとの新生活を始めたい方や、ペットと住めるシェアハウスを探している方にとって、役立つ情報をお届けします。

目次

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シェアハウスでペットは飼える?

シェアハウスのなかには、ペットを飼える物件もあります。

近年のペットブームにあわせて、ペットと一緒に暮らすことができるシェアハウスが増えてきています。数で言うとまだまだ少ない方ですが、都心部ではペット可の物件が多くなっています。

普通の賃貸物件でペット可の物件を探すとなると、家賃や初期費用が高くなりがちですが、シェアハウスであれば、費用を安く抑えることも可能です。

ペット可のシェアハウスにはどのようなものがあるのか

ペット可のシェアハウスには、大きく2種類のタイプがあります。

1つは、入居者が各自でペットを飼うタイプの物件です。 入居者がペットを飼うタイプの場合、1つの物件に住むペットの頭数が必然的に多くなることで、さまざまな種類のペットが同居することになる可能性があります。

そしてもう1つは、シェアハウスの運営会社が飼っているペットを、入居者全員で世話するタイプのものです。 このタイプの場合、ペットの数は1~2頭程度で、世話は入居者全員が当番制で行うことが一般的です。 また、このタイプの場合は通常、共用スペースにペット用のグッズがあらかじめ備え付けられています。

さらに、ペット可のシェアハウスのなかには、「猫限定」「犬のみ」などのコンセプトをもとに運営されている物件もあります。 飼っているペットがほかの種類のペットと相性が悪く、喧嘩してしまう場合などは、このようなコンセプトのシェアハウスを検討することがおすすめです。

ペット可のシェアハウスに住む4つのメリット

ここでは、ペットとともに暮らせるシェアハウスに入居することで得られる、4つのメリットを紹介します。

メリット➀設備やグッズなどを共有できる

シェアハウスでペットと一緒に暮らすのなら、お部屋の設備が気になるところです。 ペットと暮らせるのシェアハウスには、屋上にドッグランや、ペット専用のシャワールーム、ペットのための排泄用ダストボックス、キャットタワーやキャットウォークなど、大切な家族が快適に・楽しく過ごすための環境がそろっている物件もあります。

設備の使用料や維持費は家賃・共益費に含まれることが多いです。個人的に購入するには高額な費用や、広いスペースが必要な設備が気軽に使えるのは、嬉しいですね。

メリット②ペットがのびのびと暮らせる

のびのびと生活できるという点も、ペット可のシェアハウスで生活することによるメリットの1つです。

ペット可のシェアハウスは、一般的な一人暮らしの賃貸物件よりも広々とした間取りです。ペットが自由に動き回れるように考えられているため、解放感のあるお部屋を選ぶことができます。

また、ペット可のシェアハウスであれば、隣人に対してペットの鳴き声などを気にする必要がないため、入居者もペットも不必要に気を使わなくて済みます。ただし、ペットがむやみに吠えてしまう場合や攻撃的な場合などは、ペット可のシェアハウスへの入居は難しいでしょう。

メリット③ほかの入居者と助け合える・交流できる

ペットの世話に関してほかの入居者と助け合えたり、交流できるという点も、ペット可のシェアハウスに住むことで得られる大きなメリットです。

ペット好きというだけで共有できる話題が膨らむので、生活が楽しくなる良さがあります。ペットを連れて他の住人と散歩をしたり、旅行したり、しつけなどの悩みを相談したり、ペットを通じて交流が広げられるでしょう。 生活スタイルが異なっていても、ペットが好きだという共通点があるため、暮らしやすく住まいの環境がとても快適です。

単身者がペットを飼っている場合、長時間家を空ける際は知人にペットの世話を依頼したり、ペットホテルなどを利用したりする必要がありますが、ペット可のシェアハウスであれば、ほかの入居者に世話をお願いすることもできるでしょう。

メリット④ペットとの生活をイメージできる

ペット可のシェアハウスに住むメリットとしては、まだペットを飼ったことのない方が、ペットとの生活をイメージできるという点も挙げられます。

ペットを飼っていない場合でも、ペット可のシェアハウスに住むことができる物件もあります。 そのため、今後ペットを飼うことを検討されている方は、ペット可のシェアハウスに住むことで、ペットのいる生活を体験することが可能です。また、シェアメイトからペットを飼ううえでのアドバイスなどももらえるかもしれません。

ペット可のシェアハウスに住む3つのデメリット

犬や猫と暮らせるペット可のシェアハウスは魅力的な住まいですが、メリットだけでなくいくつかの注意点も存在します。東京エリアを中心に、物件情報サイトなどで空室を探す際は、次のようなデメリットにも目を向けておくことが大切です。

デメリット① ペット可のシェアハウスはまだ数が少ない

東京・池袋駅近くなど人気エリアではペット可物件の需要が高い一方、実際に犬や猫と暮らせるシェアハウスは限られています。たとえば「女性専用」「畳のある和室完備」「バス・トイレ別」「徒歩5分以内」など条件を絞っていくと、空室に出会える確率はさらに下がります。

とくに徒歩3分~10分圏内の駅近物件や、テラス付き、設備充実の物件などは常に満室のことが多く、こまめな空室チェックが必要です。

デメリット② 鳴き声やにおい、汚れが気になる場合も

犬や猫を複数の入居者がそれぞれ飼っている物件では、鳴き声による騒音や、共用部分の汚れ、においが気になることも。とくにバス・キッチン・テラスなど共有スペースが多いシェアハウスでは、マナーを守らない入居者がいるとトラブルに発展することもあります。

共用設備が充実している物件ほど管理体制が整っている傾向にありますので、「全館清掃サービス完備」や「ペット専用スペースあり」などの情報を事前にチェックしておくと安心です。

デメリット③ ペット同士の相性問題

各入居者が犬や猫を連れてくる場合、それぞれの性格によっては相性が合わず、トラブルになる可能性もあります。仲良くできれば理想的ですが、吠え続けたり、喧嘩してしまうケースもゼロではありません。

内見時にはペット同伴が可かどうかを確認し、可能であれば実際に連れて行って先輩ペットとの相性を確かめておきましょう。東京中の物件を探す際は、ペット同士の距離がとれる間取りか、各居室がしっかり区切られているかといった点もポイントです。

ペット可のシェアハウスに住むうえでの注意点

犬や猫と一緒に暮らせるペット可のシェアハウスはとても魅力的ですが、人と動物が共同生活する空間だからこそ、守るべきルールや心がけがいくつかあります。以下の点に注意しておくことで、ペットも人も快適に過ごせます。

注意点① シェアハウスのルールを守る

ペット可とはいえ、完全に自由というわけではありません。

たとえば以下のようなルールがある場合があります。

  • ペットは共有スペースに出さない
  • 鳴き声やにおいの対策をする
  • 散歩や排泄の管理をしっかり行う など

ルールを守らないと、他の入居者とのトラブルにつながることも。入居前に「ペットに関するルール」が明文化されているか確認しておくと安心です。

注意点② ワクチン接種・去勢は必須のことが多い

多くのペット可シェアハウスでは、予防接種(ワクチン)や去勢・避妊が入居条件になっています。これは、感染症や発情によるトラブルを防ぐためです。証明書の提出が求められることもあるので、準備しておきましょう。

注意点③ ペットのしつけができていること

「トイレがちゃんとできる」「むやみに吠えたり噛んだりしない」など、基本的なしつけがされていることが前提です。

しつけが不十分だと、住人との関係だけでなく、ペット自身もストレスを感じてしまう可能性があります。

注意点④ 先輩ペットとの相性を事前に確認する

すでに他の入居者が犬や猫を飼っている場合、自分のペットと相性が合うかどうかも大切なポイント。

可能であれば、内見時にペットを連れていき、実際に相性を確認してみましょう。

ペット可のシェアハウスを探す方法

「犬や猫と一緒に住めるシェアハウスってどうやって見つけるの?」

そんな疑問を持っている方のために、探し方のポイントをいくつかご紹介します。普通の賃貸よりも数が少ない分、ちょっとしたコツが必要です。

① 専門サイトやシェアハウス検索サイトを使う

まずはシェアハウス専門の情報サイトをチェックしましょう。

多くのサイトでは「ペット可」「犬・猫OK」などの条件で絞り込み検索ができます。

代表的なサイト例:

【SHARE PARK(シェアパーク)】

【SHARES(シェアーズ)】

【TOKYO SHAREHOUSE(東京シェアハウス)】

物件ごとに「ペット相談可」「犬のみ可」「猫OK」「共用部にペットグッズあり」など詳細情報が記載されているので、必ず細かい条件まで確認しましょう。

② 「ペット可の賃貸」サイトもチェックしてみる

実は、一般的なペット可の賃貸物件サイトにも、シェアハウス形式のものが掲載されていることがあります。

「住まい シェアハウス ペット可 東京」などで検索し、賃貸系サイトも含めて横断的に調べてみると見つかることもあります。

まとめ

犬や猫と暮らせるペット可のシェアハウスは、設備や費用面、入居者同士の交流など多くの魅力があります。一方で、物件数の少なさやペット同士の相性といった注意点もあるため、事前の確認が大切です。ルールを守り、周囲への配慮を忘れずに過ごせば、ペットと快適な生活が実現できます。自分のライフスタイルやペットに合った住まいを見つけ、楽しいシェアライフを始めましょう。

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