引っ越しが安いのは、進学・就職・転勤の依頼が集中する3月〜4月の繁忙期を避けた時期です。中でも6月・9月・11月などは依頼件数が落ち着きやすく、同じ荷物量でも見積もり額を抑えやすい傾向があります。
この記事では、引っ越し費用が時期によって変わる理由、月別の相場傾向、曜日・時間帯によるコツを整理したうえで、「どうしても時期を選べない」という方に向けて、運ぶ荷物そのものを減らすという、もうひとつの節約方法もあわせて紹介します。
- 引っ越し費用が最も上がりやすいのは3月〜4月の繁忙期
- 6月・9月・11月などの閑散期は比較的依頼が落ち着く
- 平日・午後便を選ぶ、複数社に見積もりを取るのも有効
- 時期を選べない場合は「荷物量そのものを減らす」選択肢もある
「引っ越しの時期は選べないけれど、少しでも身軽に動きたい」ということであれば、家具・家電付きの住まいを選ぶという方法もあります。まずは概要だけでも確認してみませんか。
引っ越し費用が時期によって変わる理由
引っ越し費用は、荷物量や移動距離だけでなく「その日にどれだけ依頼が集中しているか」によって大きく変わります。引っ越し業者は限られたトラックと人員で依頼をさばいているため、依頼が集中する時期は料金が上がりやすく、依頼が少ない時期は料金の面でも動きやすくなります。
日本では、進学・就職・転勤にともなう住み替えが3月〜4月に集中するため、この時期は1年の中でもっとも引っ越し需要が高まる繁忙期とされています。住まいの移動が春先に偏ることは、総務省統計局が毎月公表している住民基本台帳人口移動報告の月次データからも確認できます。反対に、こうしたイベントが少ない時期は閑散期と呼ばれ、依頼数が落ち着く分、比較的余裕を持って依頼しやすくなります。
【月別】引っ越し費用の相場傾向と狙い目の時期
月ごとの傾向をまとめると、次のようになります。あくまで一般的な傾向であり、実際の料金は業者・地域・荷物量によって異なります。
| 時期 | 相場の傾向 | 主な理由 |
|---|---|---|
| 3月〜4月 | もっとも高い | 進学・就職・転勤による引っ越しが集中する最繁忙期 |
| 5月 | やや高め〜標準 | 大型連休明けから徐々に落ち着き始める |
| 6月 | 安め | 梅雨の時期で依頼数が少なくなりやすい |
| 7月〜8月 | 標準〜やや高め | 夏休み中の引っ越しでやや動きが出る |
| 9月 | やや高め | 下期の転勤・異動シーズンと重なりやすい |
| 10月〜11月 | 安め | 大きなイベントが少なく、年間でも落ち着いた時期 |
| 12月〜1月 | 標準〜やや高め | 年末年始の移動や新年度準備で徐々に動きが出る |
特に3月の引っ越し・4月の引っ越しは、同じ荷物量でも見積もり額が上がりやすい時期です。進学・就職のタイミングでどうしても動けない場合を除き、日程に余裕があるなら6月・9月・11月といった閑散期をねらうのが、もっともシンプルな節約方法といえます。
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曜日・時間帯でも変わる|安く抑えるタイミングの選び方
月だけでなく、曜日や時間帯によっても引っ越し費用は変わります。土日・祝日は仕事や学校が休みの人が動きやすいため依頼が集中し、平日に比べて料金が上がりやすい傾向があります。可能であれば、平日、それも月の中旬あたりの日程を選ぶと、依頼が分散しやすくなります。
時間帯については、午前中の早い時間はその日の1件目として時間が読みやすいため人気が高く、料金も上がりやすい傾向にあります。一方、午後便やフリー便(時間指定なし)は、業者側のスケジュールに合わせて動く分、料金が抑えられているケースが多く見られます。日程に余裕があるなら、複数の業者から見積もりを取り、平日・午後便・フリー便を条件に含めて比較するのがおすすめです。
予約のタイミングも重要です。繁忙期に近づくほど希望日が埋まりやすくなるため、日程を決めたら1ヶ月前を目安に見積もり依頼を始めると、比較検討の時間を確保しやすくなります。閑散期であっても、直前の依頼は候補が絞られてしまうことがあるため、早めの行動が結果的に費用を抑えることにつながります。
ただし、早めに予約するときに知っておきたいのがキャンセル料の扱いです。国土交通省の標準引越運送約款では、解約・延期を申し出た場合の手数料の上限が、引っ越し当日は運賃・料金の50%以内、前日は30%以内、前々日は20%以内と定められています(国土交通省「引越運送業の契約のルールが変わります!」)。日程が確定しないうちに本予約まで進めると、予定変更のときに費用が発生する可能性があります。見積もりの比較と本予約は分けて考えておくと安全です。
3月・4月にどうしても引っ越す場合の対処法
進学や就職、転勤のタイミングでは、繁忙期を避けられないことも多いはずです。その場合は、以下のような工夫で費用を抑えやすくなります。
- できるだけ早めに見積もりを依頼し、日程の選択肢を広げる
- 複数社から相見積もりを取り、料金と条件を比較する
- 単身の場合は、荷物量に応じた単身向けプランを確認する
- 不要な家具・家電を事前に処分し、運ぶ荷物量そのものを減らす
この中でも「運ぶ荷物量そのものを減らす」という発想は、繁忙期・閑散期を問わず効果があります。引っ越し費用の見積もりは、荷物の量やトラックのサイズによって変わるため、大型の家具・家電を運ばずに済むなら、それだけで見積もりの前提が変わってきます。
引っ越しにかかる初期費用全体の内訳をあらかじめ知っておきたい場合は、引っ越し初期費用はいくらかかる?相場・内訳と安く抑える方法を解説にまとめていますので、あわせてご確認ください。
引っ越し業者の料金は、業者・地域・荷物量によって幅があります。正確な金額は、依頼予定の業者から個別に見積もりを取って確認してください。
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時期を選べないなら「荷物を減らす」という第二の解
進学や転勤、契約のタイミングなど、引っ越しの時期そのものを自分で選べない人も少なくありません。そんなときに検討したいのが、大型の家具・家電をあらかじめ運ぶ必要がない住まいを選ぶという方法です。
クロスハウスの家具家電付きアパートメントやシェアドアパートメント(SA-XROSSシリーズ)、シェアハウスには、ベッド・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・エアコンなどがあらかじめ備え付けられています(設備は物件により多少異なります)。引っ越しの際に運ぶのは衣類や身の回りの荷物が中心になるため、大型の家具・家電を運ぶ前提の引っ越しに比べて、荷物量そのものを減らせます。荷物量が少なくなれば、トラックのサイズや作業人数の見積もりも変わりやすく、繁忙期であっても身軽に動きやすくなります。
初期費用の面では、シェアハウスは敷金・礼金・仲介手数料なしで一律30,000円、家具家電付きアパートメントも同様に敷金・礼金・仲介手数料はかからず、キャンペーンで初期費用30,000円(通常50,000円)です。連帯保証人は不要です。個人契約では保証会社への加入が原則必要で、初回保証料・月額保証料が別途かかります(金額は申込時の審査で確定します)。ただし、初期費用から退去費用まで全額を入居時に一括でお支払いいただく場合は、保証会社の加入自体が不要です。入居期間の長さは問いません。
実際にシェアハウスへ引っ越す際の準備の進め方は、シェアハウスへの引っ越し準備と快適な新生活のコツで具体的に紹介しています。敷金・礼金なしで初期費用を抑えられる物件の選び方は、初期費用ゼロ円の賃貸物件まとめ|敷金・礼金なしのお得な住まいもあわせてご覧ください。
退去するときの費用もあらかじめ確認しておくと安心です。クロスハウスの解約事務手数料は、シェアハウスが16,500円(税込)、家具家電付きアパートメントが55,000円(税込)です。契約時に総額の見通しを立てておくと、退去のタイミングで想定外の出費になることを避けられます。
また、クロスハウスは物件間の移動が無料です。入居後にエリアや部屋タイプを変えたくなった場合も、大型の家具・家電を持たない身軽さを活かして住み替えやすいのも、荷物を増やさない暮らし方ならではのメリットです。
もし「引っ越しの時期は選べないけれど、当日の負担や運ぶ荷物はできるだけ減らしたい」ということであれば、クロスハウスが力になれます。
よくある質問
引っ越しが一番安い時期はいつですか?
一般的に、進学・就職・転勤が集中する3月〜4月を避けた時期が狙い目とされています。中でも6月・9月・11月などは依頼数が落ち着きやすく、比較的費用を抑えやすい傾向があります。
引っ越しの繁忙期はいつからいつまでですか?
もっとも依頼が集中するのは3月〜4月です。進学・就職・転勤にともなう住み替えが重なるため、この時期は1年の中で引っ越し料金がもっとも上がりやすい時期とされています。
引っ越しは何曜日が安いですか?
土日・祝日は依頼が集中しやすく、料金も上がりやすい傾向があります。日程に余裕があれば、平日、特に月の中旬あたりの日程を選ぶと、比較的落ち着いた料金で依頼しやすくなります。
引っ越しの時間帯によって料金は変わりますか?
変わる場合があります。午前中の早い時間は人気が高く料金も上がりやすい一方、午後便やフリー便(時間指定なし)は比較的料金が抑えられているケースが多く見られます。
3月・4月にどうしても引っ越さないといけない場合はどうすればいいですか?
早めに複数社から見積もりを取り、日程や条件を比較することが基本です。あわせて、不要な家具・家電を事前に処分するなど、運ぶ荷物量そのものを減らす工夫も費用を抑えるうえで有効です。
引っ越し費用を安くする方法はほかにもありますか?
閑散期・平日・午後便を選ぶ、相見積もりを取るといった方法に加えて、大型の家具・家電を運ぶ必要がない家具家電付きの住まいを選び、荷物量そのものを減らすという方法もあります。
家具家電付きの住まいなら、引っ越しの負担はどのくらい変わりますか?
ベッドや冷蔵庫、洗濯機などの大型家具・家電があらかじめ備え付けられているため、運ぶ荷物は衣類や身の回り品が中心になります。荷物量が少なくなる分、繁忙期であっても引っ越し当日の負担を抑えやすくなります。
引っ越しのタイミングを自分で選べない場合、どうすればいいですか?
時期そのものを動かせない場合は、当日の負担や運ぶ荷物量を抑える工夫に切り替えるのが現実的です。荷物量を減らせる家具家電付きの住まいを選ぶことも、そのひとつの選択肢になります。
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まとめ|時期を選べるなら閑散期、選べないなら荷物を減らす
引っ越し費用は、3月〜4月の繁忙期を避け、6月・9月・11月などの閑散期を選ぶことで抑えやすくなります。曜日は平日、時間帯は午後便やフリー便を選ぶことも、あわせて検討したいポイントです。
一方で、進学や転勤などで時期そのものを選べない人も多いはずです。そんなときは、大型の家具・家電を運ぶ必要がない家具家電付きの住まいを選び、荷物量そのものを減らすという方法も検討してみてください。